アンデルマット(Andermatt)は、スイスの丁度中央部の東西路線と南北路線が交差する中継点に当たる街です。街は駅から少し離れていてそれ程大きくはありませんが、窓辺に花が飾られている建物が建ち並び、とてもスイスらしい良い雰囲気の街でした。
乗換に余裕をとったものの本格的レストランは時間的に危険そうだったので、街の入口にあったパン屋とカフェが併設しているところで、英語がないメニューと格闘し手軽そうなものを注文。実はパン屋さんでパイなどを選んでテーブルで頂く事もできるようでしたが。。
ところで南からは一旦57kmもの地下トンネルで通り過ぎ、ゲシェネン(Göschenen)で到着ホームから一旦地下通路で隣に移り駅舎を抜け、駅裏ホームで次の電車に乗り換えます。
が・・、ゲシュネン到着が遅れていたのに駅舎裏に列車の姿が見え、線路の板張り部を渡ってしまったら・・そこは通行禁止の注意看板が(写真は日本語も併記のアンデルマットのもの)!
地下通路を渡ってきたら待っていてくれたようで、乗車後定刻過ぎに出発しました。
ゲシュネン~アンデルマット間は電車で約10分ほどですが、アンデルマット到着間際に、悪魔の橋と呼ばれているところの横を通ります。この橋、あまりにも工事が難航し、悪魔の力を借りないとできないといった伝説があるのだそう。
ベリンツォーナからアンデルマットまでは、実は「ウイリアム・テル特急」と呼ばれる列車の路線の一部。スイスパスでフリーで乗れる普通の列車に乗ったのですが、別料金が必要な特別列車と変わらないパノラマ車両で断崖からの滝などの景色を堪能できました!
<<4:氷河特急 | パノラマ列車 5/5 | レマン湖周辺 1>> |