【鈴木大拙館】
金沢に生まれ育ち、米国等の海外でも活動された仏教哲学者、鈴木大拙氏の言葉や足跡を知れる記念館。谷口吉生氏の設計によるその建物は、中央に水鏡の庭が配され、思索空間と呼ばれるエリアなどから、光や風により表情を変える水面などを眺めているととても心が安らぎます。
実は、外のベンチや外壁の切れ目からも。
【松風閣】
鈴木大拙館の裏手に隣接するこちら、入口はとても分かり難いですが、中へ入ってみると苔むす素敵なお庭が。
少し行くと灯篭などがある池があり、その奥に建物があります。
【美術館などを結ぶ小道】
この辺りは美術館などが点在し、その間を結ぶ小道や広場などはとても落ち着いていて、そこを通るだけでも癒されます。
【中村美術館】
金沢で酒造業を営む実業家で茶人の中村栄俊氏より寄贈された美術品などが中心に展示されており、お庭を眺めながらお抹茶を頂けるところも。
【旧中村邸】
中村美術館の敷地内にあるこちらの中村氏の自宅跡は、普段はお茶会などで利用されているようですが、年2回春と秋に無料開放されます。特に欄間が見事で、酒を題材とした能の様子がとても細かな彫刻で表現されています。床の間なども細部に至って美しい造りに。
【県立歴史博物館】
明治から大正にかけて竣工した3棟は、元は兵器庫や学校に利用された建物とのことですが、赤レンガ造りの外観が美しく、国の重要文化財にも指定されているとか。
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